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防水工事は、建物の屋根や屋上、外壁、バルコニーといった風雨にさらされる部分に防水処理を施し、雨や雪が
建物内部に侵入するのを防ぐための工事です。梅雨があり、冬には雪が降る日本において、水から建物を守る
防水工事は欠かせません。
防水工事の目的と種類について説明します。
防水工事の目的のひとつは、水が建物の内部に入り込まないよう
にして、建物の強度を保つということ。漏水は、建物全体の
耐久性を著しく低下させます。
水が建物の内部に入り込むと、木造では建物を支える柱や梁が
腐ってしまいます。また、コンクリートは、中性化して鉄筋に
錆が生じてしまい、そうなると強度がどんどん弱くなってしまうのです。
定期的なメンテナンスにかかるコストを抑えるためにも、最初にしっかりと
防水工事を行っておくことが重要です。
木造かコンクリートかに関わらず、雨水は建物内外のさまざまな部分に染みや変色を生じさせて
見た目を損ねます。防水工事を行うことで、経年劣化を防ぎ、美観を保つことが出来ます。
適切な防水工事は、建物の美しさや機能を保つ上で非常に重要な役割を果しているのです。
目の届かないところで漏水していると、知らず知らずのうちにその周辺でカビが発生し、
ぜんそくなどのアレルギーを引き起こすこともあります。
防水工事は、将来にわたって安心・安全に建物を使い続けるために欠かせないものなのです。
防水工事には、ウレタン防水・FRP防水・塩ビシート防水などが代表的なものになります。
それぞれの特徴を説明します。
ウレタン防水は、防水工事の中でも最もスタンダードな方法です。
防水層が軽いので建物に負担がかからず、定期的なメンテナンスで
水や雨、雪、紫外線などによる劣化から長期にわたって施工箇所を守る
事ができます。液体状のウレタン防水材を使用し現場で仕上げる工法
なので、複雑な形状をした下地でも継ぎ目のない防水層を形成すること
ができます。5年おきにトップコートを塗ることで10年以上の耐久性を
維持でき、雨水の侵入を防げます。屋上・陸屋根・バルコニー等様々な
場所に使用することができる万能な防水工事です。
FRPとは、繊維強化プラスチックの略称で、ポリエステル樹脂を塗布
してからガラスマットを貼りつけ、防水用ポリエステル樹脂を染み込ま
せて硬化させます。耐衝撃性に強く、耐水性や成型性がよいことから、
木造住宅の新築時に最も多く採用されている防水工法です。
塩ビシート防水は、塩化ビニールシートを下地に貼り付けていく
防水工事です。
耐久性や長期的なコストパフォーマンスの高い施工方法です。
ウレタン防水と比べても耐久性は高いため、長期的に持たせたい方には
塩ビシート防水をおすすめいたします。
ウレタン防水 | 50,000〜80,000円 |
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FRP防水 | 60,000〜90,000円 |
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塩ビシート防水 | 100,000〜160,000円 |
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参考価格となります。
戸建住宅での防水工事は、ほとんどの場合がベランダです。
まずはメールフォームもしくはお電話からお気軽にお問い合わせくださ
い。お問い合わせ時には前回の修繕時期やコンクリートのヒビ、サビ、
防水機能の低下などわかる範囲でお知らせください。
担当スタッフが漏水箇所や劣化状態などの現況調査を行います。
診断結果とお客様のご予算をもとに作成した見積りをご提示します。
お見積りに納得した場合、契約手続きを進め、工事日程の打ち合わせ
を行う。
雨が降った後は、屋上の床が水たまりがたくさんできてしまい
どうしたらよいか困っているという依頼でした。
水がたまらないように屋上床に傾斜をつけてドレンに流れるよう
ウレタン防水をしました。
雨が自然にドレンに流れるようになって水がたまらなく
なりました。
部屋の天井から雨漏りがあったので、見て欲しいという依頼
でした。
調べてみたところ、真上のベランダの床の劣化が激しく
ベランダからの雨漏りが原因でした。
下地をコンパネを貼って、FRP防水をしました。
下の部屋への雨漏りもなくなり、ベランダもきれいに
なりました。
いかがでしょうか。
このように、防水にも種類があり、1番適した防水工事を行うことで、大切な家を長持ちすることができます。
どの防水がよいのか、まずお気軽にお問合せ下さい。